兵庫で住まいを楽しく語ろう
日時:2009年11月26日(木)午後7時から午後9時(開場午後6時30分)
>チラシPDF
<木工を楽しむ>
タイトル”木と対話しながら 家具づくり”
講師は 岸 泰夫 氏(木製家具 株式会社岸木工)です。
日本の”すまい”と切っても切り離せない木材。
必然的にすまいがっこうでも木・木材に関する講座が多くなります。
そしてそのすべての講座で木の色々な側面、
良さや難しさを改めて思い知らされます。
現在、ごく普通に、ごく自然に身の回りにある家具。
”家具”と言う言葉から何を連想するでしょう。
机でしょうか?箪笥でしょうか?
今回は”家具”と言う側面から木を見詰め直す講座でした。
家具の歴史に始まり、家具に使われる木の種類、それらの木が置かれている現状など、
参加者全員に行き渡る様に用意していただいた木材のサンプルや、
家具の写真を使いながら、とても解りやすくお話してしていただけました。
特に、最近の家具や住宅建材で多く使われているMDF材
(広葉樹のチップや皮を圧縮し固めたもの)の話などは、
”同じ品質のものが大量に生産できる”良さを知ると同時に
”本来の木の良さ(個性)””家具と人との係わり合い”を考えさせられる話だったと思います。
(現在生産されているピアノの約70%がMDF材で作られている事をご存知でしたか?。)
私たちを取り巻く(取り囲む?)家具と呼ばれるもの。
岸先生が講座の中で言われた「家具は本来、高価なものなのです。」と言う言葉。
今一度”家具”を見つめ直す良いきっかけになったのではないでしょうか。
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