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兵庫で住まいを楽しく語ろう
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日時:2010年1月28日(木)午後7時から午後9時(開場午後6時30分)
チラシPDF

<庭を楽しむ>

タイトル”庭づくり「山野草と雑木の安心で自然な庭」” 
講師は 福村 礼里子 氏(野の花・黄花 - おうか -)です。
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「美しい花木、四季の薫り豊かな山野草と雑木の庭」そのような自 然と共存する  
庭づくりを提案されている福村礼里子先生にお話をお聞きしました。
自然な庭づくりとはどういったものでしょう?
・     その場所にいるだけで癒され活力が与えられる庭
・     穏やかな気持ちになれる庭
・     四季を楽しめる庭
・     メンテナンスが気軽に出来る庭
・     剪定、虫、病気など手入れに関する苦労やストレス のない庭
・     自然に育って行く庭

お話を聞いていると、まさしく理想の庭ではないかと頷いてしまい ます。
そういった庭づくりをするためには、植物を甘やかしてはいけない とのこと。
植物が本来持っている強さを引き出すため、虫がついたり病気に なっても薬など使わない。
また草木の生長、特性を生かしてデザインし、剪定は刈り込まず
木々の樹形を活かし柔らかな雰囲気に仕上げることが大切。

その他、落ち葉を使った自然な堆肥の作り方や、
山野草の寄せ植えの話、春・秋の七草のお話しなど、
花木山野草の写真と共にとても癒される講座 でした。
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日時:2010年1月28日(木)午後7時から午後9時(開場午後6時30分)>チラシPDF

<庭を楽しむ>
タイトル
庭づくり「山野草と雑木の安心で自然な庭」” 
講師は 福村 礼里子 氏(野の花・黄花 - おうか -)です。
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小さい頃から「住まい」について大変興味があり、間取り図を描いたり、
空想の中で計画を立てたりと大変住まいに興味がありました。
ある時、家の中だけが住まいではなく、庭も大切な住まいの一部。
そして、その中にいろいろな思い出も含まれる大切な空間である事を、
友人の言葉などから感じ、趣味であった園芸が「庭づくり」という仕事へ
進む始まりとなりました。
木々や草花は元々自然界に私たちと共存する仲間です。
無理な庭づくりではなく 共にどう生きるかを考えたいと思います。
ただ、草木の育て方ではなく 環境や生活への思いをお
話させて頂きたいと思います。

+++ 福村 礼里子 略歴 +++
環境クリエーター 福村礼里子     
ガーデンデザイン事務所 ノコガーデン
野の花寄せ植え教室 「黄花会」主宰
ならまち 「野の花・黄花」 
ギャラリーカフェ「花甫里」  
【淡路花博 ジャパンフローラ2000出展】
 庭 優秀賞 鉢花各賞受賞
http://nokogarden.jp/

日時:2009年12月10日(木)午後7時から午後9時(開場午後6時30分)
チラシPDF

<瓦を楽しむ>
タイトル”屋根は瓦で決まり 洋瓦でピンクの豚を楽しむ” 
講師は 喜田 啓之 氏(瓦葺師)です。

四角い現代風な建物や住宅が増えて来た今も、屋根と言えば瓦を思い浮
かべます。地震の影響で重い瓦屋根は敬遠されながらも、重厚ないぶし
色の屋根に憧れを持つ人は多いのではないでしょうか。今回、瓦一人親
方の喜田先生の瓦にまつわる色々な話を聞きながら、改めて瓦への思い
を募らせました。

「いらか~の波に~」と謳われる甍(いらか)は、実は瓦屋根を指すの
では無く、瓦屋根のてっぺんを押える瓦の一部品を本来は指すのだそう
です。その象徴的な部分がいつしか瓦屋根そのものを意味するように
なった様ですが、こうした歌があるように日本の瓦屋根はとても美しい
情景をいくつも作り出していきました。
「屋根は家の顔」屋根は決して家の「頭」では無いのだそうです。そう
言われて提示された日本家屋の立面図は、家の姿のおよそ半分が屋根の
絵になっている事に気づかされます。しかし、昨今建てられる建物の立
面図に屋根の絵はあまり描かれません。勾配が少なく、屋根に特徴が無
くなっているのです。

そんな風潮の中で瓦の素晴らしさを如何に伝えていけばよいのか、そん
な思いの詰まった講座でした。施主さんのひと言から始まったピンクの
豚を屋根に載せるという喜田先生の発想は、鬼瓦や屋根飾りに連なる思
い付きでなく、屋根や瓦に人の目を向けたい思いであるように感じます。
瓦は単なる屋根の材料ではないのだと、屋根の楽しさを更に知ることの
出来た講座でした。
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日時:2009年11月26日(木)午後7時から午後9時(開場午後6時30分)
チラシPDF

<木工を楽しむ>
タイトル”木と対話しながら 家具づくり” 
講師は 岸 泰夫 氏(木製家具 株式会社岸木工)です。
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日本の”すまい”と切っても切り離せない木材。
必然的にすまいがっこうでも木・木材に関する講座が多くなります。
そしてそのすべての講座で木の色々な側面、
良さや難しさを改めて思い知らされます。

現在、ごく普通に、ごく自然に身の回りにある家具。
”家具”と言う言葉から何を連想するでしょう。
机でしょうか?箪笥でしょうか?

今回は”家具”と言う側面から木を見詰め直す講座でした。
家具の歴史に始まり、家具に使われる木の種類、それらの木が置かれている現状など、
参加者全員に行き渡る様に用意していただいた木材のサンプルや、
家具の写真を使いながら、とても解りやすくお話してしていただけました。
特に、最近の家具や住宅建材で多く使われているMDF材
(広葉樹のチップや皮を圧縮し固めたもの)の話などは、
”同じ品質のものが大量に生産できる”良さを知ると同時に
”本来の木の良さ(個性)””家具と人との係わり合い”を考えさせられる話だったと思います。
(現在生産されているピアノの約70%がMDF材で作られている事をご存知でしたか?。)

私たちを取り巻く(取り囲む?)家具と呼ばれるもの。

岸先生が講座の中で言われた「家具は本来、高価なものなのです。」と言う言葉。

今一度”家具”を見つめ直す良いきっかけになったのではないでしょうか。
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日時:2009年10月22日(木)午後7時から午後9時(開場午後6時30分)
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<道具を楽しむ>
タイトル ”大工道具の歴史とものつくりの心” 
講師は 赤尾建藏 氏(竹中大工道具館 館長)です。
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今回の講義もとても楽しく、興味深いお話を沢山伺えました。
あまりに豊富すぎて、ひとつひとつ思い出すのに苦労するぐらいです。
大工道具を通した技術の歴史を遡りながら、現在に至る木造建築の有り
様を改めて考えさせられます。

大昔まだ道具が未成熟だった頃、木を石で加工するには柔らかい木を選
ぶとへこんでしまうため、あえて堅い木を選んでいたと言うだけでも、
自然の摂理に沿ったものつくりをしていたと分かります。
その後時代を経て、製材技術から加工技術までそれぞれの発展があるな
か、木の性質を熟知していたはずの古の建築技術は、人の都合に合わせ
た合理的な技術へとなり、引き換えに木を上手に利用する心がなくなっ
て行きました。

それでも日本の大工道具の変遷を見ると、その時代のものつくりの心を
伝えて行く様子が分かります。
大工道具は師から弟子へと受け継がれるため、道具一式を収蔵品として
揃えることが困難だったという話も、道具と技術が一対であった様子を
感じさせます。ヨーロッパの道具に比べると装飾の無い質素な作りの日
本の大工道具は、ものつくりの精神まで伝えて行ったに違いありません。
木地を化粧のまま見せる日本の建築は釘の使用を極度に嫌い、複雑かつ
強度ある仕口や継手といった木の組み方を生み出して行きました。
その 木組みを支えた技術が、さし金などを使った規矩術に集結しています。
一見単純な道具にこそ、奥深い物を感じざるを得ません。

いろいろな道具にまつわる話を伺い、竹中大工道具館へ通いたくなりました。
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「すまいがっこう」って?
「兵庫県で住まいを楽しく語ろう」がテーマの座学の会です。

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